So-net無料ブログ作成
検索選択

当方、在日日本人① Introduction [日々の戯言]

自分、ホンマに帰国子女なん?

日本の高校に進学して以来、よく友人から言われる言葉。どうも考え方が「帰国生の考え方」という概念から外れているらしい。その度に、自分の周りにいる人は、自分の経歴ではなく個性を見て判断してくれている、自分は帰国生という枠組みではなく、他の人と同じように日本人としてみてくれているんだ、と内心ホッとしていた。

だが、大学を卒業して教員としての一方を踏み出すその時に、私の安堵感を払い去り不安感に満ち溢れさせるような出来事が起こった。

当時大学院進学が既に決まっていたが、教員として経験をより多く積まなければという一心から某自治体の講師登録を行うことにした。その時面接があったのだが、履歴書を見た直後に面接官が一言。

「貴方、帰国生なんですか~。帰国生といえば自己主張が強いというか、協調性がないと言うか・・・。日本のしきたりとかご存知なんですか?」

私の話を聞いた上での話なら、面接官の発言も理解できる。だが、私という人間を全く知らないのにこういう発言をする、ということは、やはり「他の日本人とは違うぞ」というオーラが出ていたのだろうか?その後の話はよく覚えていない。事務的な手続きの話だけしかしなかったような気がするが、動揺を悟られまいととにかく必死だったことだけしか記憶にない。

ただ皮肉なことに、面接官の偏見に満ちた危惧はある意味正しかった。どうも他の教員と考え方や感性が異なるようで、私が勤務した学校の多くでは、軋轢とまでは行かなくても自分自身の中に疎外感・違和感を感じながら勤めなければならなかった。その感覚は教員生活を9年続けた今でも拭い去ることはできないでいる。

日本人でありながら、異なる感性・思考を持つ帰国生はよく、見た目は黄色【黄色人種】でも中身は白【白人】であるバナナによく揶揄される。自分もやはりバナナだったのか。今まで日本に馴染もうと学び、適応しようとしてきた日々は何だったのかと、事ある度に自問自答を重ねてきた。

無論、私は日本人として生まれたことに何の負い目もないし、誇りにすら思っている。だが、今までの環境下で疑問に思うこと、理解できないことでも全てを受け入れなければ「日本人」ではないのだろうか?また、自らもそのようにならなければ、疎外感を感じ続けれなければならないのだろうか?プライベートではそういう事を全く感じないので尚更、学校という極めて保守的な環境になじめ切れていないのかもしれない。

私と「日本人」の違いは何なのか。どういう点が理解できないでいるのか、違和感を感じているのかを、何回かに分けて述べてみようと思う。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。