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追記(「外の世界の一人」様のコメントを受けて) [先生っぽい戯言]

前のエントリーに「外の世界の一人」様からご意見をいただいた。


免許の更新をされて能力が常に証明されている
教員の方が安心できます。

仰っている話はまた別の問題ではないでしょうか?
研修の内容に問題があるから意味がない、ではなく
問題点を指摘してよりよい研修にしていくべきではないでしょうか。
そして、それに気づけるのは実際に研修を受けている
教員の方々ではないでしょうか?

実際に数十人程度の足きりが行われているようなので、
そんなに無駄な事とは思えません。 


外の世界の一人様:

貴重なご意見ありがとうございます。

まずは誤解をされているようですが、私は教員免許の制度自体は無意味だと思いません。
ただ、講習の在り方をきっちりさせる前に急いで法令化してしまったため、
「準備不足ではなかったか?」と考える者です。

あと、金を払って受けるからには、実りある研修を受けたいという思いもあります。
そこのところが上手く説明できていませんでした。申し訳ありません。

まず、ご理解いただきたいのが、
初任者研修をはじめとする強制的な研修の質の低さです。
残念ながら企業等で行われる研修とはあまりにもレベルが違いすぎます。
免許更新制度がなくなることを見越しているのでは?と疑いたくなるくらいの
やる気のない講座を開講している大学も少なくありません。
いくつか例を挙げておきます。

そして、もっと厄介なのが教員自身です。
多くの教員はこういった、まともに講習をやる気のない大学を探すのに必死で、
有意義な研修を受けようという志を持った教員は変わりもの扱いされてしまいます。

何せ、私レベルのグータラ教員でさえ、「何か得られる物があるはず」と口にしただけで
府教委に向いている=現場の考えとはズレていると言われたくらいです。
この間も別の学校のベテラン教員から「ratoratorato先生は前向きだねぇ。ようマネせんわ」だの、
「ratoratoratoさんはまだ免許更新制度があると思ってるん?」と思いっきり皮肉を言われました・・・。

(そもそも、ドキュメンタリー番組に出てくるような熱意のある教員は、教育委員会主催の別の研修を、時間を割いて受講していたり、専門書や事例集などから最新の指導法を学びとろうとしています)

これは私自身が感じたことですが、大学や自治体、そして受講する教員も
すぐに終わることを前提とした新制度とみなして渋々動いている感じがします。
率直に申し上げて、良くしようとする空気は私の職場では皆無に近いです。

せめて10年は続けるという確約があれば、後輩のために
良い方向に持っていこうとする教員も増えると思うのですが・・・。

 

文章をうまくまとめることができず、ダラダラと書いてしまいました。
生徒に常日頃言っていることを自ら顧みて猛省したいと思います。

補足(足きりについて)


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対人関係 [先生っぽい戯言]

他人との人間関係を築くのが苦手な児童・生徒が増えているそうだが・・・

相次ぐ中学生の自殺なぜ 対人関係が苦手?


(一部引用)

 中学生が自ら命を絶つという悲劇が、8月末から連日のように報道されている。「親を巻き添え」「友人と飛び降り」「灯油で焼身」…、いずれもすさまじい最期だ。なぜ、死に急ぐのか…。専門家らは、対人関係が苦手な若者の姿を指摘している。悩み解決の手段として、インターネット上で人生相談をする動きもでている。

■若者が増加

 衝撃的だったのは8月21日に名古屋市で起きた中学3年生男子の焼身自殺。事前に灯油を用意しての、覚悟の自死だった。生徒には昨年、皮膚炎をからかわれ、いじめに遭うという問題が発覚。学校がいじめた生徒らを指導していた経緯があった。その後、本人は「もう何もありません」と気丈だった。学校や両親などが注意を払い続けていたのだが、心の奥底までは救うことはできなかった。

 警察庁によると今年上半期(1~6月)の全国の自殺者数が1万7076人。このまま推移すれば年間最多の平成15年(3万4427人)に匹敵する、過去最悪となりそう。

 なかでも、若年層の自殺が増加傾向となっているのが特徴だ。平成20年は、総数3万2249人で前年比844人減。しかし年齢別で見ると、中高年が減少しているのに、未成年は前年比で11・5%増の611人、20歳代は3・9%増の3438人となっている。

 ■背景に「孤立」

 連続した中学生の自殺の背景には、新学期にさしかかり、心が不安定な時期であるという要因があることには間違いない。

 その上で、自殺予防総合対策センター長の竹島正さん(精神保健)は「少子化が進む社会の中で人間関係を築く訓練が不十分になり、孤立してしまう若年層が増えているのではないか」と分析する。竹島さんによると、若者自殺が増えている英国や豪州では、家庭問題などへのサポートを通じた自殺予防対策が試みられている。「孤立しやすい若者は、より人の助けがいる。積極的に支援する仕組みをつくる必要がある」と竹島さんはいう。


確かに今日の対人関係はかなり鬱陶しい。
その場の雰囲気に合わせるのはもちろん、趣味や考え方まですべてに同調しないと
すぐに人間関係がこじれてしまうようだ。

こういうサポートをするNPOなどは数多く見られるが、
彼らは、児童・生徒がどういう風になればいいのだろうか。

人間の輪に入れるようになればいいのか?
それとも、「孤立」を恐れなくなればいいのか?

教員をやって10年が過ぎたが、ratoratoratoは未だに糸口すら見いだせない。
もっとも、このことを理想論でも精神論でもなく、
理知的に、それでいて真剣に考える教員に出会ったことはないが・・・。


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